実の美しい樹の話

 樹の実は、本来子孫を繁栄させる目的をもっていますが、眺めて美しい物も多く 緑の葉と赤い実のコントラストが素晴らしい南天・千両・万両・珊瑚樹等がありますが、赤い実の他にも青・白・黄と色々あり、形にも特徴があります。樹の実といえば小さくて丸いというイメージをもつ人が多いと思いますが、樹種によって形も大きさも様々です。

センリョウ ナンテン
サンゴジュ ウメモドキ
クロガネモチ ピラカンサ
ハナミズキ トウネズミモチ
モチノキ モッコク

  他にハクウンボク・ヒイラギナンテン・マンリョウ・ヤブコウジ・ビナンカズラ・マユミ・ソヨゴなどがあります。


ちょっと一言
 散歩していても、庭のなかでも、ブナ科のシイノキやシラカシの実、ハナミズキやピラカンサの実をみて種をまいて育ててみようかという気持ちになる人が少なくないのではないかと思います。木の実の種をまくときは、種を包んでいる赤や黄色の果肉を、取り除かなければなりません。発芽を抑制する物質が含まれていますから種まきの前によく洗い落としてから植えましょう、春まきにしても秋まきにしてもいいのですが、冬の寒さを経ないと発芽しない性質がありますから発芽は、翌春までまたなければなりません。



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