樹木の芳香の話

　花木の中には、花そのものより香りを鑑賞するものがあります。最近では、目の不自由な人達にも植物を楽しんでもらおうと芳香植物を集めた公園もつくられています。四国山香りの森公園(岐阜県)、パルシェ香りの館(淡路島一ノ宮町)、淡路香りの公園(兵庫県)等があります。香りの源は、ほとんどが花ですが、葉・果実・枝の香りなどもあります。

花に香りのあるもの

アカメガシワ、バイカウツギ、ウメ、エゴノキ、エンジュ、オガタマノキ、カラタネオガタマ、キリ、キンモクセイ、クサギ、クチナシ、コブシ、サトザクラ(ニオイサクラ類)、シモクレン、ジンチョウゲ、スイカズラ、タイサンボク、タラヨウ、テイカカズラ、ナンテン、ニオイヒバ、ニセアカシア、ハクモクレン、バラ類、ヒイラギ、ヒサカキ、フサアカシア、ホオノキ、ボタン、ミヤマシキミ、モクセイ、モッコク、ライラック、ロウバイ等

葉に香りのあるもの

クスノキ、ゲッケイジュ、サンシュユ、シキミ、ニオイヒバ、ニッケイ等

果実に香りのあるもの

カリン、クスノキ、ボケ、ユズ等

枝に香りのあるもの

イヌエンジュ、クロモジ等

（参考　経済調査会 発行　植栽の設計・施工・管理 より）

バイカウツギ	シモクレン	アカシア
ゲッケイジュ	ニッケイ	シキミ
クスノキ	イヌエンジュ	クロモジ

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